PROJECT

シニアカー安全・安心マップ作成

リーダー・関係主体

水林氏、(一財)社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)

プロジェクト概要

シニアカーの利用者が安全な道を選択して、目的地に辿り着けるようにすることを目的として、シニアカーの円滑な移動に資する情報(走行可能ルート等)を検討し、デジタル南砺(DCS)上に掲載することで利活用を図る。

これまでの成果

・2023年(R5)に井波地域づくり協議会の事業としてシニアカーマップを作成・紙面にて配布(図1)するとともに、Google mapsにて危険個所・急勾配箇所等の情報を公開(図2)。
・DCSへの掲載にあたり、掲載情報の示し方や掲載にあたる課題点等について議論し、市民公開シンポジウムにて意見交換を行った(図3)。

今年度(R7年度)の目標や成果イメージ

・既存データを活用して、井波地区内をケーススタディとした「シニアカーが走行可能なルート」等の掲載デザインを検 討し、デジタル南砺上へ走行可能ルートや主要目的施設等を実装する。
・掲載した情報は、市民公開シンポジウムにて紹介・周知を行い、シニアカー利用者をターゲットに利活用を図る。

具体的な取組内容・方法

1)昨年度までに整理したバックデータを基に、シニアカーが走行可能なルート・注意が必要なルート・走行困難なルートの3区分を基本に抽出する。【~R7.9月】
2)掲載デザイン・表現、情報の発信元に係る留意事項等を含めて検討 する。【~R7.12月】
3)R8.3月の市民公開シンポジウムまでに第一弾の実装を行い、シニアカー利用者等への紹介・周知・発信を行う。【~R8.3月】
・将来的に、バックデータの蓄積・相互共有ができ、選定した情報のみデジタル南砺側(公開側)に反映される仕組みづくりを検討していく。


図1:配布した紙面マップ

図3:市民公開シンポジウム