PROJECT

気象データマッピング

リーダー・関係主体

となみ衛星通信テレビ株式会社(TST)、小坂営農(北村氏)、(一財)社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)

プロジェクト概要

気象データをデジタル南砺のHP上にプロットし、農業従事者や市民の方にデータを自由に閲覧できる環境を提供して、これらのデータを各事業などに利活用いただけるような環境を構築する。

これまでの成果

・気象センサが設置された合計5箇所(小坂、立野原西、立野原、北川2箇所)の観測データ(気温・湿度・降雨量・風速・気圧・照度)をデジタル南砺へ実装した(図1)。
・市民公開シンポジウムで実装データを紹介・周知した。(図2)
・また、合同推進会議を契機として、裾野協議会と連携(図3)し、裾野市内3箇所への気象センサの追加設置に向け調整を進めている。

今年度(R7年度)の目標や成果イメージ

・営農者の実情に合ったデータ利活用を見据え、実装済みの観測データを活用し、任意の期間における積算温度を閲覧可能な機能拡充を図る。具体的には、デジタル南砺上で任意の期間を指定し、指定期間の積算温度(日平均気温の累積値)が自動算定・表示されるシステムの構築を行う。
・裾野協議会と連携し、裾野市内3箇所へのセンサ設置を進める。

具体的な取組内容・方法

1)北村氏等と連携し、営農者目線での機能デザイン(積算温度の他、有効積算温度等の考慮)を具体的に検討する。なお、県の積算温度による収穫予測時期と観測データに基づく積算温度の推移を比較分析する。また、裾野協議会との合同推進会議にて、気象センサの新規設置を行う。【~R7.9月】
2)機能デザインに基づきデジタル南砺へ実装する。【~R7.12月】
3)また、本プロジェクトの新機能として、市民公開シンポジウムにて使い方を含めて市民(特に営農者)へ周知する。【~R8.3月】

図1:デジタル南砺へ実装したピンポイント気象データと解説

図2:市民公開シンポジウム(R7.3)

図3:デジタル裾野協議会との南砺市視察(R6.6)